12月11日のわくわく3KEN広場は、あ~すまいり~ずの皆さんに読み聞かせをしていただきました。
<5・6年生>
はじめに読み聞かせていただいたのは、「100年たったら」( 石井 睦美 著 あべ 弘士 絵)という絵本でした。
ライオンと鳥の輪廻転生の物語。別れの時に交わした言葉「いつ会える?」「100年たったら…」。それを体現するかのように長い年月を超えて何度もいろんなものに生まれ変わり出会いと別れを繰り返すというあらすじ。今、自分の周りや目の前にいる人はかつて違った姿かたちで一緒にいた人たちなのかもしれない……などと考えさせられる絵本でした。
2冊目は「どうするどうするあなのなか」(きむら ゆういち 作 高畠 純 絵)という絵本でした。
逃げてきた3匹のねずみとそれを追いかけてきた2匹の猫が深い穴に落ち、穴から脱出するために知恵を出し合います。みんなで肩車のように重なって穴から出るために、どの順番で乗ればいいかあれこれ相談するのですが…
「それだと逃げられちゃう」
「それだと食べられちゃう」
…となかなか話がまとまりません。夢中で話し合っているうちに、大雨が降ってきて穴に水があふれていつのまにか脱出できちゃうのですが…、抜け出せたことに気付かないまま知恵を絞りあっているというかわいいオチがありました。
<1・2年生>
1・2年生は、「えりまきの花」(中島 和子 作 いもと ようこ 絵)と「ちゃのまのおざぶとん」(かねこ
まき 作)の2冊を読んでいただきました。
<児童の感想から>
◆「100年たったら」で、何度も出あって別れて、ぼくは悲しさとうれしさの間をずっと行き来している気持ちになりました。最後の男の子と女の子が仲良くなってほしです。(5年生)
◆縦の本で、ネコとネズミがどっちともだまそうとしていたのがおもしろかったです。でも、協力していてかわいかったです。また、あ~すまいり~ずさんの読み聞かせを聞きたいです。(6年生)
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